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デザイン・製作部 大橋 和倫(34歳・入社7年目) 信頼しあって良い仕事をするために何より必要なのは人とのつながり

現場監理は、協力会社様とのコミュニケーションから
Q ミックに入社するまでの職歴を教えてください
20歳の時から5年間、ミックと同じ店舗デザインの会社に勤めていたんですが、そこが倒産してしまって。それで就職活動をして、同じくデザインの会社に入ったんですが、そこも半年ぐらいで倒産してしまい。
 当時の仕事は、学生の頃に専門学校で図面の勉強はしていましたので、その会社でもデザイン・設計の仕事をしていました。でも会社の事業は、レストランやカラオケボックス、居酒屋などの飲食業です。

Q ミックには、デザイナーとして入社されたのですか?
いいえ、現場の監理・製作から担当して、その後営業も担当しました。
今は、各物件の見積りと、発注できるような図面の製作と、あとは現場監理と発注業務です。現場では大工さん、電気屋さん、水道屋さん、塗装屋さんなどの協力会社が行う作業の流れを円滑にして、図面通りに進めてもらうように、調整やチェックをしています。そこをコントロールしないと、各社が自分のやりたいように仕事を進めてしまうので・・・。
特に職人さんとコミュニケーションをとらないと、スムーズに進まないことにもなりかねない部分もあります。ただ、こういう仕事は、好きなんです。社内にずっといるより、現場に出て、展示ブースや店舗内装ができ上がっていくのを見るのは、本当に楽しいですね。実際、現場を知らないで図面を描いたら、大工さんに「こんなんじゃ作れないよ」って怒られてしまいますので。


苦労も喜びも現場の中に。毎回、新しい発見がある
Q これまでの仕事で、大変だった事や印象に残った仕事を聞かせて下さい
大変なことは、現場で起きますね。大型店舗の現場では、最近特に元受会社の管理が厳しくなっていますので、毎朝暑い・寒い中でのヘルメット、安全帯、安全靴を着用して朝礼や定例会も出て、現場の段取りもして・・・という状況の中で、搬入の条件が悪くて部材が入らないと仕事が止まってしまうので、現場の状況を見ながら、臨機応変に調整するのが大変でした。
嬉しかったことも、やっぱり、現場の工事に、最初から最後までずっとついているので、完成した時にお客様に喜んでもらえるのが一番です。物件によっては1ヶ月くらいの泊り込みもありますので、「ああ、これで家に帰れる」って、ホッとしますね。
この間の九州の物件では、夜の工事が入ると朝終わり、宿泊できるホテルが電車で1時間くらいのところにしかないので、現場近くの健康ランドを利用していたら、そこの従業員さんと顔なじみになってしまいました。(笑)そういうのも、楽しい想い出になりますね。

Q この仕事をして、身についたことは何でしょうか?
以前の会社と違って設計だけをしているのではなく、見積とか現場の監理もするようになったことですね。それが一番勉強になりました。毎回、現場の状況も変わりますので、新しいことが経験できます。

Q 重ねれば重ねるほど、発見もある。見積りなどで苦労した事や失敗したことは?
部材を発注するときに「これぐらいでいいかなぁ」と思ったら、現場で足りなかったことがありました。そういう時に、協力会社さんは「しょうがないなぁ」と言って、フォローしてくれるので、今度は自分も次の現場では、体を張って協力します。


ミックは家族。いろんな会社を経験して気付いた事。
Q 入社3年目に1度退職されていますよね
家の事情で、いったん田舎に帰りました。でも1ヶ月後に、また東京へ戻ることになって、その時は、住宅のリフォーム会社に転職しました。クロスの張替えとか、ドアを替えるとかの仕事でしたけど、結局「自分のやりたい仕事と合わないので」と言って辞めさせてもらい、すぐにミックに戻りました。ミックは、家族と言ったら言い過ぎですけど、実際自分が過ごしている時間は、家族よりも長いですから。

Q 職場の環境については、どのように感じていますか?
そうですね。社内が禁煙になって、自分としては助かります。あとは、スキーをする自分にとっては、会社の保養所がとてもありがたいですね。また、社員も協力会社の皆さんも、いい人ばかりなので、仕事がしやすいという環境が一番だと思います。

Q 仕事をする上で、大切にしていることは?
やはり、人とのつながりです。社員も協力会社さんも職人さんも、良い仕事をするためには、信頼関係がないと進まないので、お互い信頼されるには、まず、自分は何ができるか?を考えています。
この仕事をしていて自分の役割は、「現場でトラブルを起こさないこと」だと思います。現場で働いている方は誰でも自分の仕事を早く進めたいじゃないですか。職人さん同士、協力会社さん同士が険悪になると、工期もズルズル長引いて、結局、お客様に満足を提供できないことになってしまいますから。
あとは、仕事を離れた時も、他の会社が作っている店舗とかをたくさん見ることを心がけています。食事をする時も「あっ、こんなお店できたんだ」って、料理よりも店内を見たくて、ついつい足を運んでしまいます。そうやって、いろいろな店舗を見ることは自分の仕事、デザインや設計の勉強になりますから。

Q 転職を考えている人に、メッセージをお願いします
自分のやりたいことをここでやれるかはわからないですけど、まっさらな空間の中から、お店ができるまでの過程を見て、最後にでき上がった時に感動がある仕事です。自分も一度別の仕事を経験して、またミックに戻ってきましたけど、こういう仕事をやりたいと思っている人には、おすすめの会社です。

佐藤さんへひと言
部署は違うんですけど、人とのコミュニケーションの取り方がすごく上手くて、うらやましい(笑)。仕事の進め方も上手いと感じています。無理をして身体を壊さないよう、これからも、活躍してほしいです。

≫営業部 佐藤

社長って、どんな人?
結構、サバサバとした性格だと思いますので、自分としては、接しやすいです。社長の考えている事も伝わってきますし、会社自体のイメージも変わってきていると感じます。事業内容は変わらないですけど、何か新しいことを考えているというか、社長が率先して、社内のつながりを強くしようとしているのがわかります。
 社長は、外見ではわからないと思いますが・・・、アニメとか車も好きなんですよ。自分も好きなので、社内で普通にそんな会話とかもしています。社長という距離をあまり感じさせない方ですね。また、お互いアウト・ドア派なので、また一緒にキャンプに行きたいです。

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ある1日